思い入れが強すぎる(MAD)なプレイリスト #2

Sex&Rock'n'Rollっていつの時代のこと?って感じですが、僕はSax&Rock'n'Rollの方が大好物。サックスの艶やかなメロディが、甘酸っぱさや妖艶さ、懐かしさ…あとは何だっけ。いろいろな香りを運んでくれるのです。ということで珠玉のSex…ではなくSaxMusicを。

 

#1「Remake/Remodel」RoxyMusic
ブライアンイーノも在籍していた初期ロキシーミュージックは、曲だけでなくアートワークから衣装まで全部好き。「Remake/Remodel」はベタなロックンロールを解体・再構築したような曲ですが、アンディマッケイがず〜っと素っ頓狂なサックスをブリブリ吹きまくってます。イーノもず〜っとノイズみたいな不協和音をビビビビやってて、これでなんであんなにPOPになるのか?摩訶不思議。

 

#2「Any Old Time Will Do」Roy Wood
The MoveやELOにもいた奇才、ロイウッド。自分でいろんな楽器をできる変態POP職人的なイメージですが、この曲は僕のPOPミュージックベスト10に入る珠玉の名曲。アウトロのサックスが、田園風景が広がる夏の午後っぽくて好き。

 

#3「Woman is the nigger of the world」John Lennon Plastic Ono Band
ジョンレノン先生のビターな名曲、ブルージーなサックスが印象的な邦題「女は世界の奴隷か」。洋楽的というより日本のムード歌謡に通じるようなバブブブブ系の音色。しかしムード歌謡で男と女の忍ぶ恋をテーマにした曲って何故、サックスがよく入ってるんだろうか?

 

#4「Taxi」DeafSchool
DeafSchoolが好きな人は大分に多分、5人くらいしかいないでしょう。だったとしても「Taxi」は素晴らしい。映画のワンシーンのような映像が浮かんできます。サックスと女性コーラスの絡みが大人のポップミュージックとして洗練されているし、何より全てが「イギリス的」。UK好きにはたまらんのでは?

 

#5「トランジスタ・ラジオ」RCサクセション
あのイントロが流れれば、いくつになっても「授業をサボって、タバコを吸いながら屋上で寝転んでる」あの気分に戻れる、多くを語る必要のないRCサクセションの名曲!