「Here Comes The Silent Theater®︎ in Our KIKAIJIMA!!」遂に開催!

今回の企画趣旨を見事に表現したヴィジュアル!ちなみにデザインはわれらがCont敷嶋"PRINCESS ORANGE"仁美さん。


英語のタイトルだけ見ると何の企画なのか分からないかもしれないけど、洋楽好きの人なら「Here Comes」と来たら「The Sun」で、ビートルズの名曲を思い浮かべるかも。



 

今回やって来るのは「太陽」ではなく、「サイレントシアター」?そう、これは東京・代官山に昨年6月オープンした「THEATER GUILD」のこと。


本家サイレントシアターは超大型LEDスクリーンXヘッドホンでハンパ無い没入感!


何がサイレントかというと、世界特許の最新型ヘッドフォンを着けて観る、一切音が出ない「静かな映画館」だから。そんな東京でしか体験できない映画館が、海を越えて(と言っても国内ですが…)いきなり「KIKAIJIMA」にやってきたわけです。そこは人口6,600人、珊瑚礁で出来た離島「喜界島(鹿児島県・奄美群島)」。


喜界島自慢のスギラビーチ、圧巻の夕焼け!





ひまわり畑とガジュマルの森がすぐそばに!


コンビニやファミレスも無し( ただし美味しい居酒屋は多数)。


レベルが高い「島中華」と島名物「ヤギの刺身」「夜光貝の煮付け」「油そうめん」「(黒糖焼酎ソーダ割に投入する)パッションフルーツ」が続々登場する居酒屋!


信号機1か所(いつも青のみ点灯)、タクシーは島内1社3台、もちろん映画館も無し。そんなシンプルライフ(SLOW LIFE)過ぎる島に最先端の映画館を持って行こう!と考えたキッカケは…私が大分パルコ店長時代に新入社員として配属された元部下(谷川君)が、昨年パルコを辞めて夫婦揃って喜界島に移住したこと。島の魅力を伝える仕事に就いた彼が「美しい自然や豊かで美味しい食(文化)」だけでない新しい何かを伝えたい!という気持ちに応えようと元上司(私です‼)が考えたのがシンプルに「島の人達の魅力」を伝えること、さらに「島の人達が自慢できる新しい魅力(コンテンツ)」を島民と一緒に作ること、でした。企画趣旨に賛同、実現に向けて全面協力してくれた東京・シアターギルドのスタッフ、島民を巻き込んで島全体でPRしてくれた喜界島観光協会・役場スタッフ(なんと町長までも積極的にサポート)。






島のいたるところに貼られたポスター(なんと町長室にも)!


イベント準備のために喜界島に初上陸して、島内の様々なお店や施設(喜界島町長室にも!)に貼られたたくさんのポスターを見た時、当日会場に足を運んで下さった大勢の老若男女の島民の方々が「迫力が凄かった」「こんなイベントが(東京以外で初めて)喜界島で開催されるなんて」等々の喜びと感謝の声を聞いた時に、久しぶりに胸が熱くなる思いを実感しました。


初体験の最新型ヘッドホンを着けて観る大迫力の映画に興奮する子供達!


単なる観光客向けのイベントを東京から持ち込むのではなく、「島民たちの、島民による、島民のための」イベントを作り、育てることで、ひいては観光客にも楽しんでもらえるあらたな島の魅力になることを確信したイベントでした。まさに遠距離恋愛(Long Distance Love )成就の瞬間です。

P.S イベント会場は島唯一のライブハウス「Funky Station SABANI」。


島唯一のエンタメ施設のイケてる外観!


代表/店長は観光協会の副会長でもある栄 忠則さん。ライブハウス名物の「SABANIバーガー」は絶品です。ちなみに喜界島空港から車で1分という抜群の立地なので、島のPR新戦略として「世界で最も空港から近いライブハウス」としてギネス申請を勝手に検討中です!


実際は鮮やかなブルーの魚「エラブチ」のフライを、自家製のタルタルソースと特注バンズで挟んだ絶品バーガー!


*企画制作 Long Distance Love LLC.
*企画協力 シアターギルド
*宣伝協力 株式会社Cont