「ガレット」に魅せられて⁉

そもそも「ガレットって何?」「クレープとどこが違うのか?」って話なんですけど。

その違いを体験すべく、東京・西浅草のマンションの1階にひっそり佇む、国産そば粉を使用したガレット専門店に初潜入。そう、ガレットとは「そば粉を使ったクレープ」のことらしい(厳密にはフランス・ブルターニュ地方の郷土料理)。ちなみにこの店は蕎麦店で修業したオーナーシェフが店内で蕎麦の実を挽いて焼いているというこだわりぶり。

さらに驚いたことにガレットに合わせて提供するお酒はクラフトビールと常時10数種類をそろえる国産シードル(リンゴの発泡酒)のみ。ご一緒したりんごのプロフェッショナル、青森「きむら果樹園」のオーナー木村ご夫妻も思わず唸る品揃え。そして何より、常識(既成概念)を思い切り覆すガレット料理の数々に一同唖然!いわゆる薄く焼いたクレープの円形の四つ角を織り込んだような一般的なガレットとは違い、くるくる巻かれた上に旬の食材を乗せた細巻き寿司のようなルックスで登場した時は、まるで食べ歩き好きのOLのように「映えるうっ!」って声はさほど出さずに大人4人で必死に撮りまくりました。

国産そば粉のガレットと国産リンゴのシードルの奇跡のマリアージュを堪能!なんて凡庸なコメントで恐縮ですが、それ以外の言葉が見当たりません。なので、やはり浅草にある(CORONA禍以前にオープンしていた)「アンナとガレットと焼酎」には、まだ入る勇気がありません。