思わず「世界を変える!」と書いた生搾りコールドプレスジュース

これまでの農産加工品の常識を破る
国内初の革新的な新製法とはなんだ?!

「BSIDEは一体、何をしたい会社のなのかよくわからない」という正しいご意見をいただくので、はっきりと申し上げますけど「僕もよくわかりません」。という訳でBSIDEが携わるプロジェクトをぼちぼち紹介していきます。今、この原稿を福岡のホテルで書いているのですが、今日(11月11日)から「フードスタイル福岡」というマリンメッセ福岡のイベントに出展します。と言ってもBSIDEではなく大分市の株式会社GRANDGATEのブースです。代表の岡庭真一さんは人気カフェ「GrandCafe」のオーナーですが、ここ数年「生絞りコールドプレスドリンク」に取り組んでいます。最初に話を聞いたとき「ドリーマーすぎだろっ」と笑っていたのですが、どんどん夢をカタチにしていく猪突猛進ぶりにいつしか僕もすっかり魅せられて一緒に展示会に出たり、いろんな企業へ出向いたりしながら喜んだり、落ち込んだり…とにかく楽しくやっています。GRANDGATEのオフィシャルウェブサイトには「国内初!革新的な非加熱製法で作る、国産機能性ドリンク」とありますが、おそらくなんのこっちゃ?!な方がほとんどだと思います。真面目な紹介、説明はサイトにちゃんとあるので、今回は河野翻訳のものすご〜くカジュアル版で、僕が思わず「世界を変える」というコピーをつけちゃったこのドリンクの魅力をお伝えしますね。

非加熱製法だから天然の栄養素がそのまま。
厚生労働省にまで掛け合っちゃいました。

今、コンビニなどに並ぶジュースは加熱殺菌を行なっています。国が定めるルールに基づき食の安全性が守られています(これにより賞味期限も保てますしね)。でも加熱しちゃうと栄養素や風味、旨味などはどうしても損なわれてしまうんですよね…。その一方で最近、都内のジューススタンドやカフェで果物などをまんま生絞りしたジュースやスムージーが話題を呼んでいます。これは少々、お高いのですがめっちゃめちゃフレッシュ!でも…その場で飲む、まぁその日のうちに飲むしか…加熱殺菌をしてないから賞味期限を設けられないのでそうなっちゃう。今回、GRANDGATEが取り組んでいるWコールド製法は、コールドプレス搾汁と超高圧HPP殺菌というのを組み合わせて(その辺りのご説明はサイトに任せた)、加熱せずとも1ヶ月以上の消費期限を生絞りジュースで設けることに実現しました。生絞りの旨さはそのまんまですよ! でも実は…日本は今まで加熱殺菌以外は認められていなかったんです。展示会にいらっしゃる大手メーカーの開発担当さんは言います「すごい製法ですけど、日本じゃダメですよね?」。「それがですね、厚生労働省が食品衛生法に定める清涼飲料水の製造基準、規格基準をクリアしたんですよ」そう答えると、めちゃめちゃ驚きます。そりゃそうですよ、だって岡庭さんが厚生労働省に掛け合って、つい最近、認められたのですから(笑)。

農業の6次産業化のミライを変える?
その美味しさは飲めば絶対わかる!

僕はこの製造プロセスも体験したのですが、果物をそのまんま搾汁したフレッシュジュースなので、人工的な甘味料などはもちろん入っていませんし、水すら足していません。よく果汁100%ジュースがありますが、裏書きを見ると色々書かれてます。このプロジェクトの面白さは農業の6次産業化の新しい可能性を秘めています。日本全国の名産…青森のりんご、愛媛のみかん、宮崎のマンゴーなどを中途半端な加工品にするのではなく、そのままの味で愉しめるんです。いくつかの果物や野菜を組み合わせてオリジナルブランドのジュースもできます。カタチや糖度ではじかれていた果実も活かすことができますし、咀嚼力のない高齢者や障がいのある方にも果物そのものの美味しさを届けることができるでしょう。と、ここまであれこれ書いてきましたが、最後に一つだけ。理屈抜きでめちゃめちゃ美味いです!どんな味オンチでも絶対わかります(笑)。「ホントか〜」と思う方、お時間あれば会場にお越しください。ご興味がある方、僕にこっそりご連絡を。

GRANDGATEオフィシャルウェブサイト
https://www.grandgate.jp